クラゲの赤ちゃんの死因を知りたいです - おじ
2024/09/08 (Sun) 10:40:59
先日クラゲの赤ちゃんを展示会でもらう機会がありました。
くださった方に育て方を聞いたら、人工海水とブラインシュリンプの餌を買って、コップに入れてれば飼えると聞き、海水はすぐに用意できなかったので、ひとまず死なないようにと餌を少しいただいた容器にふりかけて(小さなシャーレのようなもの)、一晩過ごしたら、朝起きたらクラゲが死んでしまっていました
これは餌で水が汚くなってしまったために、死んでしまったのでしょうか?
Re: クラゲの赤ちゃんの死因を知りたいです
- 店主
2024/09/08 (Sun) 14:39:10
おじ様。
まず最初に、ですね。
残念ではありましたが、どんまいです。ドント・マインド。
水の生き物って、失敗だったり失敗しなくても
なんか死んじゃったりするものなのです。
今落ち込んだり悲しい気持ちになっていらっしゃると
思うんですが、また機会あれば何度でも挑戦して
いただきたいのです。
そういうの繰り返して店主も今ここにいます。
で、推測ですが、
クラゲの種類とかわからなければ特徴とか、
どれくらいの海水に何匹いたかとか、
容器のサイズとか、置いていた場所とか温度とか
海水が蒸発しないような蓋はしてあったかとか、
直射日光があたるような窓際ではなかったかとか、
蚊取り線香や虫薬剤や衣料品の防虫剤の影響の可能性とか、
朝クラゲはどんな風になってて死亡と推定したのかとか、
いろいろお聞きしたいことはあるのですが、
気になるところは「餌をふりかけた」の表現でしょうか。
一般的にクラゲってブラインシュリンプを与えますが、
市販の餌として売ってるブラインシュリンプの卵は、
茶色の粉みたいなやつで海水または塩水で24時間かけて
孵化させて出てきたオレンジ色の幼生をピペットなどで集めて
(できれば真水で洗浄してから)食べさせます。
卵のままクラゲに与えちゃうと、食べられなかったり、
孵化するときに海水を汚しちゃったりもします。
非常に微量の卵や卵の殻が飼育容器に入っても
悪影響はないですが、多いと水質悪化や酸欠に
繋がることがあると思います。
ブラインシュリンプはふ化してから乾燥したもの、
卵だけど薬剤を使って殻をむいた状態のものなども
稚魚の餌として市販されていますが経験的には
あまりクラゲには向かないようです。
どちらにしても、小さいクラゲの場合は食べ残した
餌はピペットなどで取り除いて新しい海水を
補充するのが定石です。
死因は特定するのは難しいですし、完璧な飼育をしても
一定数の割合のクラゲは生き残れないものなのです。
繰り返しになりますが諦めずクラゲ飼育挑戦して
いただければって思います。。
我田引水になっちゃいますが、当店でも無料の
お試しクラゲを配布することがありまして、
こちらも是非ご利用いただければ幸いです。
Re: Re: クラゲの赤ちゃんの死因を知りたいです - おじ
2024/09/09 (Mon) 20:26:00
店主さん
ご回答ありがとうございます。
本当に落ち込んでいたので、少し励まされました
稚魚の餌は向いてなかったのですね。
確かに乾燥した稚魚用のえさをあげました。
また水もすぐ変えられなかったので、そのせいで死んでしまったのかもしれません。
すごく勉強になりました。
また機会があれば、めげずに育ててみたいと思います。
本当にありがとうございました。